地盤調査。-コノジノイエ-
先日「コノジノイエ」の地盤調査の立会をしました。
今回の地盤調査は、スウェーデン式サウンディング(SWS)試験で実施しています。
・・・スウェーデン?という方に、大変おおまかに説明をします。
先端がドリルの形状をした鉄の棒(ロッド)に重りを載せながら回転し、地面に沈んでいく時の抵抗で地盤の強さを判定する調査方法の事です。(詳しく知りたい方は、ググったりWikiったりお願いします。)
調査の機械は・・・
小さなキャタピラが付いたロボットのようです。
事前に調査ポイントを位置出しして目印を付けてあります。
調査位置に機械を配置し、ロッドを打つポイントを確認します。
こんな感じに、機械から地面を覗くと・・・
ビンゴ!です。
そして、ドリルが付いた1本目のロッドが地面をグリグリと・・・
今回の機械では、1本のロッドが75センチの長さがあります。
75センチ掘り進む毎に・・・
このように、継ぎ足して調査していきます。
今回の場所は、事前にあまり地盤の強度が見込めないという情報でしたが、情報通りという感じの結果になりそうです。
良くも悪くも結果を基に、地盤の改良方法を検討して参ります。
因みに調査員の方に、色々お話をお聞きしていた所、河川と河川の間にあるこの土地の下には伏流水が多いそうです。
この伏流水が西の方に流れ、養老山脈から東に流れる伏流水とぶつかる場所が大垣になり、湧き水が豊富で水の都と呼ばれるようになったそうです。
スケールが大きく興味深いお話を聞くことができました。