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砕石パイル。 -中川の家-

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事務所移転に伴い、しばらくブログ更新をほったらかしにしてしまいました・・・

その間でも、現場は進んでいましたので時間を遡りながらの紹介になります。


「中川の家」では、地盤改良工事が行われました。

今回は事務所では初採用となる"砕石パイル(杭)"です。


120717-1.JPG

従来、木造住宅での地盤改良としては、表層改良と柱状改良の二者択一が殆どでした。

(支持層が深い場合や地盤の状況により杭という選択肢もあります。)

そんな中、近年めざましい勢いで増えてきているのが、この"砕石パイル"という工法です。

(近年めざましい勢いで増えてきている理由につきましては後述します。)


考え方としては、従来の柱状改良と同じですが、従来の柱状改良が土とセメントを混ぜながらコンクリートの杭を地盤の中に作るという工程に対し、杭状に孔を掘り、その部分に採石(砂利)を締め固めながら砕石の杭を作るという点が大きく違います。


120717-2.JPG 

こんな感じのオーガー(ドリル)で、ゴリゴリと掘削していきます。


120717-3.JPG 

掘削しながら、この機器でトルク等を計測しながら、支持層の地耐力や深さを確認していきます。

(因みに、今回採用した砕石パイルは「HySPEED(ハイスピード)工法」ですが、メーカーの方が「ハイスピードですが、工事の進み具合はゆっくりなので、ハイスピードではありません。」という話をされていました。)


120717-4.JPG 

孔が規定深度まで達したら、砕石を流し込みます。


120717-5.JPG 

砕石を流し込みながら、オーガーを反回転しつつ打設しつつ・・・砕石をギュウギュウ締め固めていきます。


120717-6.JPG 

終わるとこんな感じで、ここに杭があるとは誰も思わないような雰囲気になっています。


この砕石パイル、数年前に初めて営業の方の話を聞いた時は、セメントと土が反応する時に発生するかもしれない「六価クロム」に対する心配が皆無である点が、土地の資産価値を守る!的な話がメインで、オマケ的に地盤の液状化が起こった際に、砕石状の杭が水の逃げ道になるので、液状化にも効果が期待できます。という話でした。

ところが、昨年の3月11日の地震により、関東においては液状化に対する効果がかなりあったようで、それからは「六価クロム」の話は殆ど聞くことはなく(勿論、効果はあるのですが)、関東を含め全国で増えているようです。


地盤というのは、建物が完成した時は全く目に見えないのですがとても大事。



それでは。


 

 

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