愛知県 名古屋市 千種区 設計事務所・一級建築士事務所 建築家 注文住宅 【岩田建築アトリエ】

名古屋/愛知/住宅設計事務所/一級建築士事務所

イワタケンチクブログ

■2011年3月の記事一覧■


前回のケンチク探訪の「神奈川・KAIT工房」を後にし、次なる目的地は・・・

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ウィークエンドハウスアレイです。

神奈川県の江ノ島という、とてもオシャレエリアに位置する、テナント+住居の複合施設です。

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海沿い、川沿い、後ろに見えしは江ノ島。

眩しいくらいのロケーションで、Southern All Starsのファンの方にとっては聖地という感じになるのでしょうか。

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建物としては、各棟の隙間を路地空間のように利用し、立体的な構成をしています。

立つ位置によって、様々な見え方をする建築でとても興味深かったです。

 

ふと、振り返ると・・・
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海。

絵になります。

 

海が目の前なので、折角なので海辺へ。

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夕日を湛える海に浮かぶ江ノ島をバックに愛を語らう恋人達。

 

・・・ケンチク男子3人で見る景色ではない!と断言し、名古屋への帰路につきました。

今度はプライベートで来たいものです。

 

 

それでは。

 

 

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前回のケンチク探訪の「静岡・駿府教会」を後にし、次なる目的地は・・・

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KAIT工房です。

KAITとは・・・神奈川工科大学の略であり、KAIT工房はこの大学にある、モノづくりを支援する為の工房(施設)です。

昨年の完成した建築ですが、世界的に注目を浴びて、見学者が絶えないで、今回の見学にあたっても、事前予約をして時間指定での見学となりました。

 

近年のフラット系建築の最先端をいくようなこの建物。
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裏手に廻っても、この通り。
4周が見事な程のガラス張りで、特に建物の顔となるような面は見当たらず。

 

内部の様子は・・・
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写真映えが素晴らしい建物です。

撮影をしながら・・・「いい画だなぁ。」

「ひょっとして私、写真上手?」なんて勘違いしそうな空間です。

 

薄い鉄の板(フラットバー)を森の木立のように配し、薄い屋根を支える。

・・・とにかく薄く。

・・・存在を意識しない程に。

そんな建築家の執念を感じるような建物です。

 

この建物を設計した建築家がよく"風景をつくる"というようなコメントをされているを、実際に体験してみたいと思っていたので、よい機会になりました。

良い意味でも悪い意味でも、雑誌の写真だけでは伝わらないモノを得ることができる。

そんなケンチクでした。

 

ケンチクは深い。

 

 

それでは。

 

 

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「阿久比町の家」は木工事が進行中です。
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外部は足場+シートが掛けられ、暫くは外からは様子が判らなくなりました。

さて、中に入ると・・・
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鉄骨造なんですが、中には結構な割合で木部が見えます。
この建物はコストを抑える為に、骨組のみを鉄骨で構成し、それ以外はについては木で構成し、木造のような造り方をしています。

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現時点では、軒裏に垂木が見えて、ほぼ木造です。

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こちらはトップライトが付く部分の開口です。
空が見えるというのは良いものですが、今回の計画ではルーバー越しに光を採り入れる為に、これ程空が見えるのは今だけです。

 

因みに、現場監督さんとお話ししていたのですが、やはり地震の影響が既にかなり出始めています。
これまで断熱材は慢性的に不足していたのですが、合板・サイディング・サッシ・・・等々。
建物を作る上で必要なモノが無いような状態のようです。

実際、この現場でも合板が入手出来ないために、代替品にて対応をしています。

事態が事態なだけに仕方が無いとは思いますが、これからもっと悪化してくると思います。

 

「・・・どうなってしまうのだろう?」とは考えてはみるものの、現時点では事態を見守るしかないようです。

 

 

それでは。

 

 

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先回の「静岡・駿府教会」から次の目的地への移動中の事です。

東静岡の駅前を通過しようとした時に・・・
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「!!!!!」
ガンダムですよ、RX-78 ファーストガンダムですよ。
コアなファンではありませんが、お台場に立った時は、いいなぁ見たいなぁとは思っていました。

それが、目の前に。
しかも全く期待していなかった物が・・・テンションが↑↑であります。

本来、ケンチクを撮影する為にあるカメラをフル活用して・・・
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ディテールも良い感じなので、格好いいですね。

何かの記事で、骨組は鉄骨造との事です。

ついつい実務的な話が気になり、確認申請は必要なのか? 用途は何?工作物?
・・・と、気になってしまいます。

 

しかも、東静岡の駅に隣接するように・・・
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「グランシップ」磯崎新アトリエ設計 も見えます。
(個人的には同系のケンチクである「奈良百年会館」の方が好みです。)

 

有名ケンチクを目の前にしながら、次の予定地への向かう為に、その地を後にしました。

 

それでは。
(タイトルが第1話の「ガンダム大地に立つ」を文字ったモノと気づかれました?)

 

 

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Newカテゴリとして追加しました「ケンチク探訪」。
実際に足を運んで、見て体感したケンチクについての記事として記していきたいと思います。
(あまり、深い所までは解説せず、"さらり"と説明するに留めます。)

また、今までも様々なケンチクを見て参りましたので、遡って紹介もしていければと思います。
よろしくお願いします。

記事はココから。
↓↓↓

先日、同じ道を志す友人2人と計3人で東方面へ日帰りケンチク探訪をしてきました。
日帰りですので行ける所は限られますが、静岡で1箇所、神奈川で2箇所です。

今回のご紹介は・・・静岡県・駿府教会です。

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この建物は、近年のフラット系の建築とは間逆に位置し、個人的に見てみたかった建築です。


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外観もそうですが、圧倒的な素材感が身体に迫ってきます。


「来て、良かった・・・。」という感想です。


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木材をルーバーの様に使用しているのですが、このように幅と間隔が綿密に配置されており、上部へ向かう程に光を感じる事が出来るような空間となっています。

実際に牧師の方にお話をお聞きすることが出来たのですが、日曜礼拝の際、終了のタイミングに合わせて陽の光の射し方を意識したルーバーの配置になっているそうです。
本来は、日曜礼拝にお伺いしてその場に居合わせる事が、建築家・牧師共通の願いとの事ですが、今回はタイミングが合わせる事ができず、悔やまれるところです。

非常に手間のかかる仕事を丁寧にされているというのは、ある程度は写真では伝わるのですが、実際にその空間に身を置くと、更によく判る!

そんな感じのケンチクです。

 

それでは。

 

 

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「阿久比町の家」は先日の建て方の後、ボルトの締付け、床材のデッキプレートの固定、屋根のブレース等の工程が終わり、指定機関の中間検査を受けました。


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木造の検査とは段取りが少々異なり、鉄骨・ボルト・デッキプレートの製品証明や加工工場の認定確認等の書類審査があります。(この点が一番の違いです。)


あとは・・・図面通りの施工がされいるか否か。という点を確認していただきます。


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このように屋根面の剛性確保の為に取り付けてあるブレース材の確認等もしていただきます。
事前に、施工者・監理者による確認を行っていましたので、特に問題はなし。その後は、検査員の方と雑談をしてお見送りして終了です。


ひと通りの鉄骨関係の工事は一旦終え、木工事に入ります。その様子はまた後日。


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これは、フラットバーを加工した手摺です。

同じデザインの手摺が南面のバルコニーに全面に取り付く予定でファサードを形成する上での重要な要素です。

仕上がりが楽しみです。


それでは。



 

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今日で、東北関東大震災が発生して1週間経つ事になります。

 

今回の災害により、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

まだまだ余談は許される状況ではないようですが、安全をお祈りすると共に一刻も早い復興を願っております。

 

今回の災害については、ひとつひとつの事象が予想を超えるのものばかりで、それが幾つも重なり・・・その報道を受け止めるだけでも、心の整理が付けることができない状況です。

 

そんな中、ひとりの日本人、ひとりの人として出来ることを考えていきたいと思います。

皆で手を取り合い、力を合わせて頑張っていきたいです。
そして、全ての人が手を取り合える日が来ることを願っています。

 

 

しばらく、ブログやHPの更新等が止まっていましたが、こういう時だからこそ自分は日常を送る事が大切と考え、いつも通り更新を続けていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

 

岩田建築アトリエ 岩田和哉

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「伊左地の家<長期優良住宅>」の現在は、建物軸組の構造材の設置が進んでおります。

今回の建物では、耐力壁の構成要素として構造用合板と筋交いを併用しています。

(上の写真は、たすき掛けをした筋交いです。部材は90×45材を使用していますので、この壁での壁倍率は4.0倍です。)

 

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建築基準法の範囲では、「構造耐力壁を必要な量をバランスよく配置する。」という程度ですが、今回認定を受けています長期優良住宅では品確法による基準も付加されています。

基準法との違いは色々ありますが、自身のデザインを考える中では「床倍率」が1番大きな違いと感じています。

これは、地震力等の応力を受けた耐力壁が、その応力をキチンと下の層(屋根→2階壁→2階床→1階壁→1階床面→基礎)へ伝達できるように、屋根面・2階床面の水平剛性を確保する。というものです。

この水平剛性を確保する為の得策は、区画面積を小さくする事です。

という事は・・・大空間の確保が難しい。

これが、デザイン(空間構成)において従来より規制を受けるという点が1番の課題になっています。

そして「伊左地の家」においてもこの課題をクリアすべく、床面や屋根面の倍率の確保に試行錯誤しています。

・・・でも、完成の頃にはその痕跡は見える事はありません。

しかし、その見えない部分によって、より魅力的な空間が出来れば良いと思います。

 

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内外に連続する梁も完成が楽しみです。

 

他は・・・

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屋根葺きも完了です。

今回は和の要素が強いデザインですが、瓦ではなくガルバリウム鋼板で葺いています。

(ガルバリウム鋼板は、和のデザインとしての構成要素しては充分成り得ます。)

 

「阿久比町の家」に続き、こちらも一段落したら中間検査を受ける事になります。

 

それでは。

 

 

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先日の「柱編」に続く「梁編」であります。

柱の建て起こしが済んだ状態になったら、何やら現場が急に静かになりました・・・

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何やら皆さん、黙々と作業をしております。

その内容はと言いますと・・・

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このプレートとボルトを仮付けしていたご様子。

鉄骨造においては、部材と部材との接合は添え板をあて、ボルトにて固定するという方法が一般的です。

その添え板となるスプライスプレートと仮ボルトを先行して留めておき、上に上げた時の作業をスムーズにする為の準備です。

効率的です。

何でもそうですが、「段取り8分」。これ重要。

しかし、この作業であれば総動員で行っても良さそうですが、クレーンのオペレーターの方はエンジンを止めて見守っておられます。

これは作業分担を明確化する事により、事故やトラブルを避けるという事では必要な事です。

勿論、建築家も然り。

下手に手伝っても足手まといになってしまうだけであります、しかも建て方の現場は素人には危険ですので遠巻きに見守ります。

(ビ●ォー・ア●ターのように、何でもかんでも建築家がするというのは個人的には??な感じがします。勿論、アレは脚色なんでしょうけど・・・)

 

さて、建て方再開です。

所定の位置まで、梁をクレーンが吊り上げ、先程のプレートとボルトを両端で仮止めします。

1箇所の接合部で、35本程度ボルトがありますので基準による最低限だけ固定して、残りは後日、高力ボルトを機械にて固定します。

固定が終わると・・・

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こんな感じになります。

 

梁の固定も順調に進み・・・

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建物の全体のボリュームが見えてきました。

(部分的に銀色に見える所は、外部に露出する部分の腐食を防ぐ為に、亜鉛めっきにて被覆してある部分です。)

 

クレーンを使用した建て方は、これにて終了。

あとは、ボルトの固定や、ブレーズ(筋交い)を設置し、一段落したら中間検査を受ける事になります。

 

それでは。

 

 

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「阿久比町の家」の鉄骨建て方が先週行われました。

今回は「柱編」と題して、柱の建て起こしまでをご紹介します。

上のクレーンと空の写真は快晴ですが、実際は初日は雨で延期され、二日目の午後は雨で中止、三日目は快晴という天候。

その三日目の写真という訳です。

 

さて、まずは柱を建て起こさないことには・・・

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建て方前日までに現場に運び込まれた、人の手ではビクともしない鉄骨の柱がクレーンにより軽々と吊り上げられていきます。

そして、以前紹介しました大部分が基礎内に隠れている柱脚にセットされていきます。

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1本の柱につき、総数8本のボルトに柱脚のベースプレートの8穴を落とし込んでいきます。

精度が必要とされる部分ですが、事前の打合せや検査も行っていますので、問題無し。

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そして、8本のボルトの内、4箇所のみを締め付けながら垂直をとっていきます。

しかし・・・上の写真はよく見ると下に隙間が開いている。と思われる方もみえるかもしれません。

ご安心ください。

あの隙間はどうなっているかと言いますと・・・

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このように柱中心位置に受け材を事前設置してある為、浮いたように見えていただけです。

この受け材が支点となり、天秤のようにバランスがとり易くなっているので、垂直の調整がし易くなっています。

後日、他のナットも締め上げた後に、この隙間には無収縮モルタルを充填します。

 

そんな感じで、柱を9本手際よく建てて・・・

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柱の建て起こしは完了です。

 

次は「梁編」です。

それでは。

 

 

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前回の「素のデザイン。」は続きます。

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巨大な船に付いているクレーン。

支える為の構造とそれを操るワイヤーのみで構成されているのですが・・・美しい。

 

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遠くに見えるプラント、少々ズームしてみると・・・

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配管が上下左右、縦横無尽に走っています・・・美しい。

(昔のヒーロー戦隊系が戦っていそうな雰囲気です。)

 

海の方にも目を向けると・・・

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様々な計器類や四方を見渡す為に設置された窓・・・美しい。

 

なかなか行く機会はないかもしれませんが、皆さんも是非。

 

それでは。

 

 

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素のデザイン。

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名古屋市も港の埠頭辺りに目を向けると、かなり非日常的な空間があります。

一般の人は立ち入り禁止区域が多いので遠巻きに眺めることになるのですが、例えば・・・

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こんな感じです。

建物からせり出した鉄骨の先から荷物を吊ったりする物と思われます。

 

このような工場やプラント等の建物やそれを取り巻く配管等は、特にデザインされた物ではなく、必要な物だけがそこにあってカタチを形成されており、いわば「素のデザイン」だと思います。

 

他には車等のエンジンなどもそうです。(今時は消音等が目的かとは思うのですが、エンジン自体にカバーがしてあると、ボンネットを開けた時のワクワク感は半減してしまいますが。)

 

「工場萌え」という言葉が、ちょっと前に流行っていましたが、よく判るような気がします。

 

私自身は、住宅の中でいかに心地良く過ごすためにどのような空間やデザインが良いのだろうか?と日々自問自答しているのですが、こういった「素のデザイン」というものに魅力をかなり感じており、住空間などのデザインにおいても、装飾をするのではなくカタチには意味がなければいけないという事を心がけています。

 

他にも・・・

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こんなアングルで撮っても、様になります。

更に、ほんの少し画像を加工したら・・・

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萌えますねぇ!

 

もう少し写真がありますので、また次の機会に。

 

それでは。

 

 

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