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イワタケンチクブログ

大人の工場見学 -阿久比町の家-

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先週の事になりますが、「阿久比町の家」の鉄骨製品検査を行いました。
設計図書通りの製品が使用されているか、溶接が問題なく行われているか等・・・さまざまな項目をチェックします。


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鉄骨材と鉄骨材は溶接により接合していきます。その溶接は原則として現場では行わず、工場にて行います。

上の写真のように構造上要となる仕口部分は溶接で接合し、腕のように柱から持ち出した状態で現場搬入して残りの部材はボルトで固定しながら建方を行います。

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同じような物が並んでいますので、間違えないように柱を固定するベースプレートの裏に書いてある記号を元に確認を行っていきます。


次は、溶接状態の確認です。

・・・とは言うものの、溶接してしまった物は目視では中身が見える訳ではないので、ある機械にて確認します。

それが・・・

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超音波です。

溶接内部に溶接不良がないかを、超音波を当てて確認していきます。

妊婦検診でのエコーによる胎児確認と同じ方法だそうです。

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実際に超音波を当てる部分には、エコー検査の時と同じように鉄骨にグリセリンを塗ってから検査を行います。


結果、溶接不良は1箇所も見つかりませんでした。

あとは、一般的な鉄骨のイメージ色でさる赤茶色の錆び止め塗料を塗れば、今週行われる建て方を迎えることができます。


このように、問題なく制作されているかを確認するのも監理者としての大事な役目なのです。


工場内で他の様子に目を向けると、溶接真っ最中。

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・・・格好いい。


それでは。



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コメント(2)

家作りに関するこういう作業について、初めて知ったので、とても興味深かったです。
見た目や内装も大切だけど、骨組みはある意味もっと大切だと思うので、よい勉強になりました!

建築家のスタンスとして、結果が全てであって過程は見せないという方もみえますが、私自身はこういった過程も含めて「建築とは?」という事をお伝え出来ればと思っています。
これからも、建築の色々な面をゆる~くお伝えしたいと思います。
よろしくお付き合いください。

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