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長期優良住宅の仕様について。

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先日ですが「高蔵寺の家」の長期優良住宅の申請が下りました。

最終は春日井市での審査で、当初からの期間は約1ヶ月です。これでやっと着工になります。

長期優良住宅は当事務所としては、初めて扱いになりますので申請が下りるまでは何だか落ち着かない感じでしたが、これで安心です。

という訳で、以前保留していました「省エネ」の項目関する、断熱性能と日射遮蔽性能を計算する事によって仕様規定を取り扱う場合との違いについて具体的な数字を表記したいと思います。

 

■断熱材については、仮に同じ材料を使用した場合・・・

仕様規定では→グラスウール24Kで、床:90ミリ・壁:90ミリ・屋根:185ミリが必要な数値ですが、

計算によって→グラスウール24Kで、床:80ミリ・壁:100ミリ・屋根:105ミリでクリアできました。

壁については、計算による方が数値が大きいですが、屋根の数値を下げる為でもあります。

屋根を大幅に下げる事が出来たので、収まりについても従来方式で進めることが可能となりました。

 

■日射遮蔽性能に関する、サッシ・ガラスについては・・・

仕様規定では→普通サッシ+LowEガラスのペアガラス(遮蔽部材なしの場合)が必要になりますが、

計算によって→普通サッシ+普通ペアガラス(空気層6ミリ)+居室のみブラインド+庇でクリアできました。

仕様規定でも、普通ペアガラスでクリアすることも可能ですが、全室ブラインドやカーテンが必要となってしまいます。

計算による場合は、生活上必要と思える所だけブラインドを設け、必要な箇所のみ庇を設置する方向でクリアできました。

個人的な感覚でお話させていただくと、上記の計算による結果、長期優良住宅を選択した場合の全体コストに跳ね返ってくる部分については、断熱材の内側にフィルムを貼ること以外は特に影響は無いような気がします。

ただ、フィルムを貼る場合には、フィルム代のみのコストよりは施工上の手間が反映されるようなので、この部分に関しては施工側との事前の話し合いでかなり解消できると思っています。

もし、長期優良住宅の事で相談された方で、断熱材やサッシ・ガラスの事が原因によるコストアップで断念されている方がみえましたら、この記事を参考にしていただければと思います。

当事務所でも、相談は随時対応しておりますので、お気軽にご相談下さい。

長期優良住宅については、断熱材やサッシ・ガラス以外でも様々な規定があり、より良い住宅を作る上では大事な要素ばかりで、これからも取り組んで増えていくものと実感しています。

(エコポイントについては、現段階では今年中の話なのでお早めに動き出すほうが良策かと・・・)

 

それでは。

 

 

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