愛知県名古屋市・一宮市、岐阜県、三重県、静岡県西部を中心に活動する住宅建築家による設計事務所。注文住宅・自由設計・デザイナーズ住宅は岩田建築アトリエへ。

愛知県/名古屋市/岐阜県/東海地方を中心に活動する住宅/建築家による建築設計事務所/岩田建築アトリエ

イワタケンチクブログ

イワタケンチクブログ

建築家の仕事からプライベートまで、徒然なるままに綴っています。ゆる~く、お付き合いください。


「くるみ」と言っても、ミスチルの歌ではありません。


「小さな平屋」の床材の話です。

120510-1.JPG

国産のくるみの無垢材です。

なかなかに珍しいモノだと思います。

一枚毎に色々な表情があり、好みは分かれるかもしれませんが、個人的にこうした均一感がないのは好きです。

いい感じじゃありません?


今回のフローリング材は、OPC(ワンピース)材です。

一般的なモノはUNI(ユニ)材が多く、定尺(1820mm)を作る為に幾つかのピースを継ぎ合わせています。

それに対し、OPC材は一枚の板のみで作られています。故に、定尺(1820mm)を確保しようと思うと、かなり贅沢に板材を使用し、コストもアップアップです。

そこで、今回はOPC材ですが乱尺のモノを使用しています。

定尺(1820mm)で揃えるのではなく、長さが色々なものを使用しています。

120510-2.JPG

こんな感じで10種類程度。


偏って、長いものばかりや短いものばかり集中して貼ると仕上がりが変になってしまうので、こうやって事前に並べてセンスよく貼ってもらいます。

大工さん、お手数をお掛けしますがお願いします。



それでは。



 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

120507.JPG

先日、「中川の家」の工事契約が交わされました。

工事契約に関しては、クライアントさんと工事施工者さんとの契約なので、私は立ち会いです。

(とは言うものの、監理者として署名・捺印をしています。)


全体工程の中で、この打合わせは一番気が緩んでしまいます。

契約を交わす様を見ながら、「やっとここまで来た・・・。」とどうしてもしみじみします。


来週からは既存家屋解体して地盤調査の上、地盤改良の検討をします。


また気を引き締めてまいります。


それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

犬島 第3弾です。


120427-1.JPG

近代化産業遺産である銅精錬所の遺構を建築家・三分一博志氏が美術館として改修した場所です。

以前の建築探訪での「六甲枝垂れ」を手がけられた建築家の別ケンチクであります。


120427-2.JPG

1900年初頭に、倉敷から採掘される銅鉱石を船で運び犬島で精錬していたそうです。

煙害や音の問題で、陸地から離れた島で行なっていたのですが、世界的な不況により銅の価格が大暴落した為に、実質10年程度の稼働で精錬所としての役割は終わりを迎えています。


120427-3.JPG

精錬所内には、合計6本の煙突が立ち当時の製造スケールの大きさが感じられます。


120427-4.JPG

煙突のカタチも旧式の六角形と新型の円形の2種類があり、風の影響を受けやすい六角形の方が崩れているモノが多かったです。

これらの煙突は特に補強をすることものなく当時のままだそうで、いまにも朽ち果ててしまいそうな様に妙なリアル感が感じられます。


120427-5.JPG

こちらは港の役割を果たしていた所です。

銅を含んだ鉱石から銅を抽出した後の物を固めたカラミ煉瓦を積み上げて作られています。


120427-6.JPG

カラミ煉瓦の成分は、ガラスと鉄。

ガラスが含まれているので、様々な色に光り与えた感じが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。


展示室としては、暗い坑道のようなところに空の光を鏡の反射に幾重にも重ねて取り込む空間がなんとも言えない不思議な体感ができ、素晴らしかったです。

撮影は出来ず、つたない文章では伝わらず・・・是非、実際に足を運んで体感してもらいたい!そういう空間です。


展示室全体としては、六甲枝垂れと同じように、夏は冷えた地熱、冬は太陽光の熱を建物全体に循環させるようにし、自然エネルギーを利用しています。


また、カラミ煉瓦を利用した素材感が押し寄せるような空間に圧倒されます。


120427-7.JPG

何せ、このカラミ煉瓦の素材感は凄い。正直、打ちのめされるくらいです。

これ自体がアート。


・・・どこかで売ってないかなぁ、欲しいなぁ。



それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

先回の続きです。


懐かしい風景の中を歩き続けると・・・

120423-1.JPG

S邸という建物が。


120423-2.JPG

雲型のようなハコの中に、蜘蛛の巣のような作品が展示されています。


ただ、柱が無い・・・。


120423-3.JPG

どうやらアクリルが構造体となっているようですが、力学的にどうなのかはサッパリ判りません。

ケンチクもアートも併せてのアートなので、本当は「構造が・・・」とか言う前に、感覚で楽しまないといけなかったと思います。

頭でっかちな自分に反省です。


120423-4.JPG

こうやって、日常にある非日常的な空間というのは、自分自身がどういう反応をするかが楽しめます。


更に進むと・・・

120423-5.JPG

I邸という建物が出現。


ここでは、建物の内と外に向かって映像の作品が流れています。


120423-6.JPG

この四角い窓全体がモニターのようになり、庭に向かって映像が流れています。

天気が良すぎた為か、ハッキリ見えなかったのが残念でしたが、夕刻から夜に向けて見えたら素晴らしかったに違いないと思います。


ここまでが「家プロジェクト」の全容なんですが、他にも・・・

120423-7.JPG

こういった魅力的なケンチクもあります。

(実際、これを作品と勘違いしてウロウロしてしまいました。)


次は、犬島もうひとつのアートプロジェクト「精錬所」です。


オマケ

120423-8.JPG

"犬"島だったんですが、犬を1匹も見ることもなく、出会うのは猫ばかり・・・

(発泡スチロールという断熱材に囲まれ、さぞ気持ちいいに違いない。やはり、猫は居場所探しの達人ですな。)

どうして犬島なんだろうと、疑問ばかりが残りました。



それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

120420-1.JPG

足を延ばした次いでに犬島まで来てしまいました。

当初はそんな予定は無かったのですが、なかなか岡山まで来る事もないので予定に無理矢理詰め込みました。(笑)


直島に端を発したアートプロジェクトは、今や国際的にも有名です。

「直島」「豊島」「犬島」の内、今回は犬島です。


犬島へは、岡山県側の宝伝港よりフェリーで10分足らずのアクセスです。

(他には豊島からのフェリーでのアクセスも有ります。)

120420-2.JPG

コチラはチケットセンターです。


今回の紹介では、「家プロジェクト」をピックアップ。

家プロジェクトとは、日常の中にアート空間を添える事により従来の集落を変えるというプロジェクトで、アートディレクター・長谷川祐子と建築家・妹島和世により構成されています。


120420-3.JPG

こういった懐かしい風景の中を歩いていくと・・・


120420-4.JPG

ステンレス製のラビットチェアが3脚。

妹島ワールドが出迎えてくれます。

3脚総額・・・と考えてしまいます。(笑)


さらに進むと、突如目の前に

120420-5.JPG

F邸という建物が。

この建物の中にアート作品が展示されているのですが、撮影はNGなので外観のみで。

120420-6.JPG

ま、ケンチク探訪の趣旨としては、ケンチクのみでも充分アートです。

個人的には、妹島和世+木造がどういったモノかという点に興味津々です。


次に突如現れるのは・・・

120420-7.JPG

中の谷東屋。

こちらは先程と打って変わって、アルミ合金のみで構成された妹島ワールド。

当然の如く、柱は細く、屋根はペラペラ、このストイックな感じが気持ち良いです。

ただ、なかに入ると・・・


120420-8.JPG

屋根というよりは、空間全てが軒下空間です。

個人的な感覚として「軒」と感じられるのは、屋根材の薄さから体感しているような気がします。


ただ、音の反射はハンパなし。



・・・つづく。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

「小さな平屋」の現場は着々と・・・

120418-1.JPG

"通気くん"ヨシ。

これで、屋根断熱での通気を確保します。

熱気は屋根の棟の換気材経由で排出されます。

120418-2.JPG

断熱材フィルムヨシ。

室内からの湿気を防ぐ事により、壁内での結露はありません。

結露がなければ、断熱材のカビナシ!

120418-3.JPG

板金納まりヨシ。

玄関のスリット窓は、そこだけ"ポコッ"と出た感じになるように打合せしてきました。

ヨシヨシ。

120418-4.JPG

板金角納まりヨシ。

写真では判らないですが、この角を境にタテ張りとヨコ張りに分けています。

見切り材を入れないようにして、仕上がりもシャープです。

120418-5.JPG

手摺下地取付ヨシ。

手摺もスチールで、現場にて溶接します。

現場溶接は・・・という声もありますが、ここは構造体ではないのでヨシです。


ヨシヨシ。


それでは。



 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

入園式。

| カテゴリ:, | コメント(0) | トラックバック(0) |

120417.JPG 

先日、息子が入園を迎え入園式に出席しました。

親としても初めての経験なので緊張するかと思いきや、子供たちの自由奔放ぶりに何だか笑える始末。(笑)


ただ、ここまで来たかぁ・・・と少しだけ振り返りつつ、まだまだこれからと気持ちも一新です。


実際1週間通園し、先生からお話を聞くと、我が家の環境だけではあり得なかったような成長をしている様子で頼もしい限りです。

環境は人を育てるというのは間違いなく、親としてどういった環境を与える事がどれだけ大事かを再認識しました。

その責任は重いような気もしますが、楽しみながらいきたいと思います。


それでは。




 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

120416-1.JPG

イケア神戸での打合わせから、ちょっと足を延ばして・・・というには少々遠過ぎた感がありますが、初倉敷です。


120416-2.JPG

120416-3.JPG

120416-4.JPG

地元から近い所で言えば、高山や金沢に並ぶ小京都になります。


高山や金沢に比べると、漆喰と瓦を基調としているので全体的に明るい雰囲気があります。

川が非常に近くに感じられるようになっており、通路から一段落とした土手が植栽のスペースとなっている点も他にはないイメージです。

そして何より、この川が途中で曲がっているので街並みに奥行きを与え「生き物」のような瑞々しさが感じられて良いです。


120416-5.JPG

ふと見るとこんな石段も。

まだ行ったことがない鎌倉にいつか行こうと思わせてくれます。


120416-6.JPG

こちらは、板壁と礎石のディテール。

礎石の形状に併せて、柱の裏面を加工してフィットさせる「光付け」という加工技術がありますが、その塀バージョンという感じでしょうか、

初めて見たので「おぉっ。」と写真を撮ってしまいました。


120416-7.JPG

あと、これは不思議な景色です。

トンネルは昔からあった訳ではないでしょうが、この組み合わせの景色は僕にとっては、新しいというか不思議で・・・。

古い建築や町並みを保存する活動はありますが、新しいものを良い雰囲気で組み合わせるというのもアリだと思える景色でした。


星野仙一記念館がありましたが、楽天ゴールデンイーグルス色がかなり強かったので、スルーしてしまいました・・・。



それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

前回のケンチク探訪の続きで、閑谷学校の素材感です。


120413-1.JPG

沖縄のヒンプンに似た石塀。


120413-2.JPG

なまこ壁と漆喰、その漆喰に落ちる影。

そのコントラストが良いです。


120413-3.JPG

備前焼の瓦と漆喰とその影。

備前焼は高温で焼き上げるので、焼き物の精度としては荒く、瓦に幾重にも水返しがある為に少し複雑です。


120413-4.JPG

礎石と砂利。

基礎も礎石も石という自然素材を技術でなじませているように見えます。


120413-5.JPG

こちらは排水桝まわりの瓦の小端積み。

上には軒樋があり、雨が降るとこの廻りに水が落ちる仕組みになっていました。

泥ハネを抑える為に瓦がこのように配置されているのですが、地面のアクセントとなっていました。


素材感をヒシヒシを感じられるものばかりですが、どれも経年変化による熟成があるからこそという感じもします。



それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

確かにね。

| カテゴリ:, | コメント(0) | トラックバック(0) |

120411-1.JPG

先日、友人の結婚式に出席させていただきました。


自分の結婚式に関しては、ガチガチに緊張して「もういいや。」って感じなんですが、

人様の結婚式というのは幸せのお裾分けをいただけるようで幸せな気持ち一杯になることが出来ました。


おめでとうございます。これからもお幸せに。



普段スーツを着ることが殆ど無いのですが、この日は礼服を着ることになり、息子が不思議そうにコチラを観察していました。

すると、「とうさんの服、アウディ付いてるね。」との指摘あり。


何の事?と聞くと・・・


「コレ。」

120411-2.JPG


・・・うーん、確かにね。



それでは。

 

 

 

  にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ ←よろしければ、クリックにご協力ください。


 

トピック一覧


HOME  |  アトリエ紹介  |  実績紹介  |  完成までの流れ  |  費用について  |  ブログ
家づくり無料相談会  |  オープンハウス情報  |  進行中物件  |  よくある質問  |  建築用語解説  |  アクセスマップ
リンク  |  プライバシーポリシー  |  サイトマップ  |  ツイッター  |  Facebook  | お問い合わせ